最も辛かった時期は大学生の時です。
私はいわゆる不本意入学で大学に進学しました。元々は特別支援学校の教師になるのが夢だったのですが、家族の猛反対により断念し、「手に職をつけろ」という事で、学部を選ばせてもらう事なく、家族の意向で医療系の大学に進学しました。しかし、その学問にまったく興味が持てず、無気力な日々を毎日過ごしていました。唯一のより所は入っていた他大学のサークル活動だけでした。
結局3年生の時に留年し、入っていたサークル活動の休止も重なり、精神を病んで大学を中退しました。これがきっかけで強烈な学歴コンプレックスを持つ事になり、大学に入り直したい・自分のやりたかった学問を思う存分勉強したいという気持ちが生まれました。
きっかけは仕事です。大学中退後は進路変更して、別の医療系の学校に進学しました。これも家族の意向でした。 最初は大学中退した未練を引きずっており、ずっと劣等感に苛まれていました。3年制の学校だったのですが、1年生の時は勉強に身がまったく入りませんでした。しかし、2年生から医学の面白さにのめり込み、だんだんと勉強にも身が入るようになりました。また、生徒として特別支援学校の教育を改めて見る事ができ、遠回りはしたものの良い経験ができたなとポジティブに捉える事ができるようになりました。
卒業後、就職先の職場で国家試験浪人の方のための予備校の講師をさせていただいたのですが、そこで改めて教える事の楽しさを知り、自分は改めて教師になりたいという夢が芽生えました。仕事も軌道に乗るにつれて、意欲的に取り組む事ができるようになりました。
今後は大学進学を目指して、社会人として働きつつ進学資金を貯めているところです。そして将来は大学院まで進学して、夢だった特別支援教育の勉強を思う存分やり、特別支援学校の教師になる事が1番の夢です。茨の道ではありますが、決してあきらめる事なく、確固たる信念を持って絶対に夢を叶えたいと思っております。
人生は何歳からでもやり直せます! 学ぶのに遅い事は決してありません。一緒に夢を叶えていきましょう。
人生はたった1度きりです!迷ったら後悔する事なく、すぐに行動しましょう。そしてもし、自分の希望進路を家族に反対されてしまったら、臆する事なく自分の意思をはっきりと伝えましょう。
私はそれができず、ズルズルと引きずってしまっていたので。また1人で悩みを抱え込まず、親しい友人に相談に乗ってもらうのも手です。この記事を読んでいる皆さんには、私のような苦い経験をした方がたくさんいらっしゃると思います。逆境に負けずに、夢を叶えてほしいです!