大学時代が一番しんどかったです。

当時付き合っていたパートナーや家族との関係悪化に伴い、高校2年頃に発症した摂食障害が悪化してしまったことが主な原因でした。特に大学2年時から、拒食から過食嘔吐に症状が変化ました。その結果、親や誰かが想いをこめて作ってくれた食事をまともに食べられないどころか、吐いて粗末にしている自分が許せず、罪悪感と情けなさに苛まれていました。そんな症状の中で、更に低くなっていく自己肯定感をなんとか保ちたいと思い、また、過食嘔吐の症状が出る時間の隙間を作りたくなかったことから、とにかく色々な活動に参加するようになりました。「誰かの役に立つ」という実感を求めて、自己犠牲的に分刻みのスケジュールをこなす毎日でした。さらに、食事のことで家族と衝突してしまい、挨拶もまともにできないような関係になってしまったため、家にも帰りづらい状況が続き、精神的にもかなり追い詰められていたと思います。過食嘔吐の症状がひどく、夜中に何度も過食と嘔吐を繰り返し、ほとんど寝ない生活が続いていました。そのため、身体もボロボロになり、当時の健康診断はほぼD評価という状況でした。

何よりも辛かったのは、家族やパートナー、友人を含め、症状について隠さずに話し、助けを求められる相手がいなかったことです。嘔吐してしまった後に身体の震えが止まらなかったとき、何度も自殺防止ダイヤルに電話したり、同じく摂食障害に苦しんだことのある方のブログを読み漁って、明日一日だけもう一度頑張ってみよう、と自分をつなぎとめて生きていました。