仕事を辞めてから、月収が3分の1に激減し、生活が苦しくなった時です。

就職氷河期の影響で新卒内定が得られず、まずはアルバイト生活をしながら日本一周の旅に出ました。その後、物流系企業に就職し、飲食業界2社で合計8年間勤務した後、通信業界に転職しました。そして3年後、友人が飲食店を経営している縁もあり、再び飲食業界に戻りました。

このように転職を重ねつつも、順調にキャリアをステップアップしてきた中で、2023年5月、社内の人間関係や全責任を一手に引き受けることに疲れ果て、勢いで退職しました。これまでの経験から、すぐに次の仕事が見つかると楽観的に考えていましたが、年齢や直近での退職理由が響き、思うように決まりませんでした。結果、自分一人では何もできないという現実に打ちのめされました。

それからは、さまざまな転職サイトで数えきれないほどの企業にエントリーし、希望年収も下げて挑戦を繰り返しましたが、それでも内定は得られず、最終的に8月から派遣として働くことに。勤務当初は、9時から17時までの定時、残業なし、仕事の責任も軽く、ストレスフリーな生活に一時は満足していました。しかし、初めての給与明細で目にした18万円という金額に愕然とし、わかっていたはずなのに改めて現実の厳しさを痛感し、落ち込みました